アメリカの財政事情

要旨(デタラメ):

・アメリカ経済に関して、誰が大統領になるかは、既に無関係。それを数値で説明してみる。

・アメリカ政府の支出は次の 3つに区分できる。

  ・#1: 任意支出:
     支出額を削減することが可能なもの。たとえば軍事費など。

  ・#2: 義務的経費:
     法律で支払いが定められており、支出額を削減することができないもの。医療保険、社会保障費など。

  ・#3: 負債の利子支払い:
     契約時に支払いが約束されており、削減は不可能。

・さて、2011年(会計年度)のアメリカ政府の支出は…

    ・義務的経費:2.025兆ドル

    ・負債の利子支払い: 0.4544兆ドル

  ・合計すると(義務的経費 + 負債の利子支払い=): 2.479兆ドル

  ・これに対して、税収総額: 2.303兆ドル

  ・この(任意支出を含めない)段階で、すでに 0.1746兆ドル(1764億ドル)不足

・税金の値上げはすでに限界に近い。(現在の税収は GDP の17.7%で、過去最高値 20.6%に比べてもあまり余裕がない)

・さらに毎日、10000人ずつリタイアしつづける見込みで、上記の義務的経費の増加は必至。

・政府の赤字はもはや、(誰が大統領になってどんな対策を打ち出すかというような)政治的問題ではなく、算数の問題になっている。


ソース: http://www.sovereignman.com/expat/i-apologize-for-what-youre-about-to-read-9397/

(2012.11.07)

Marc Faber と Peter Schiff の電話対談

要旨(デタラメ):

・アメリカがデフォルトしたら…どうなる、という話題がメイン。資産を現金で抱えていると大損するよ、と。

・北米の大量に埋蔵されているオイルシェールや天然ガスがゲームチェンジャーになると識者はいうが、そうはならないだろう。



(2012.11.04)

S&P 500 の上昇幅が直近2回とも約 808ポイント

・下のグラフで一目瞭然
20121014_sp500.png



・今後もこの傾向が繰り返されるとすると…
20121014_2012crash_001.png

ソース:http://www.zerohedge.com/news/2012-10-13/forget-666-808-number-markets-beast

(2012.10.14)

テーマ : 国際経済
ジャンル : 政治・経済

授業でも使われている国家予算シミュレーションゲーム

・"Budget Hero" という名前のオンラインゲーム(無料)がある。

20121003_budget-hero-screen.jpg
(ゲームの画面)


・大学などでも授業でこのゲームを使っているという。これまで 100万人が使ったという。








・元共和党の議員 Bob Livingston もこのゲームを推薦している。




・このゲームの URL は…
 http://www.marketplace.org/topics/economy/budget-hero

  ・最初に名前とか zip code とか入力する欄が出てくるが、スキップして play が可能
  ・次の画面で予算配分の対象分野を右の領域にドラッグする。あとは適当に…


コメント:

・連邦議員(特に下の "super committee" の無能連中)はこれで勉強すべき…w
 
20121003_super_committee.jpg

(2012.10.03)

アメリカの年金制度の崩壊は確実

はじめに:

・以下のソース記事は QE3 が年金生活者にとって悲惨な影響を及ぼす…という話だが、それはここでは紹介しない。

・本文の中に幾つか興味深い数値データが含まれているので、それを紹介する。



抜粋(デタラメ):

・Social Security benefit(社会保障(年金を含む)の給付)を受けている総数は現在、 5600万人。2035年には 9100万人になると予想されている。

・ある研究者の予想によれば、このまま FRB の低金利政策が続く場合、2023年までに社会保障制度は崩壊するという。また理事会の予想では、2033年までには資金が底をつくと言う。

・ある分析によれば、75年後までには社会保障制度の資金不足は 134兆ドルになると予想している。

・Bruce Krasting によれば、年金の支給額を直ちに 25%カットする必要があるという。その場合、 55歳以上の受給者、7200万人に影響が及ぶ。

・ギャラップの調査によれば、67%のアメリカ人が 10年以内に社会保障制度は危機に瀕するだろう、と予想している。

・1950年には 1人の年金受給者を、 16人の労働者が支えていた。今は 1.75人の民間の常勤労働者で支えている。

・国債が低金利になった影響を具体例でいえば…

  ・2000年に 50,000ドルを5年物国債(利率 6.15%)に投資した場合、毎年の利息収入は 3,075ドルだった。

  ・今は同じ金額を投資しても、その利率は 0.7%に落ち込んでいるので、毎年の利息収入は 350ドルでしかない。12年間で収益が 89% も減少した。


・ある調査によれば、引退後に備えた貯金の金額は…

  ・全労働者の 46%が 10,000ドル以下

  ・全労働者の 29%が 1,000ドル以下

・ボストン大学の調査によれば、快適に老後を過ごすためにはアメリカ全体で 6.6兆ドルの蓄えが不足しているという。

・1991年から 2007年の間に、65歳から 74歳までの破産者は 178%増加した。

・今現在、老人の 6人に 1人は貧困ライン以下の生活を送っている。


ソース: http://theeconomiccollapseblog.com/archives/the-federal-reserve-is-systematically-destroying-social-security-and-the-retirement-plans-of-millions-of-americans

(2012.09.19)

テーマ : 国際経済
ジャンル : 政治・経済

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