釈尊も Wolfgang Mozart も旋毛虫病に罹った…という説

はじめに


・ユダヤ教やイスラムでは豚肉を食べることは禁止されていた。それが旋毛虫病の罹患を防いでいた…という文脈でタイトルの話を見かけたので記録しておく。(旋毛虫は主に豚肉に寄生する)

一部引用



He also notes the restriction on pork prevented Jews from contracting trichinosis. (Famous casualties of this parasitic disease include Gautama Buddha and Wolfgang Mozart).

Ref: https://ieet.org/index.php/IEET2/more/pellissier20131211


コメント


・釈尊が(豚に寄生する)旋毛虫病に罹った…という説はほとんど見かけないが、たぶん最後に食した豚肉による食中毒(下)の同類だろう。


『涅槃経』で、場面はいよいよブッダの最後の食事へと移っていきます。パーヴァー村へ移動したブッダは、熱心な信者であるチュンダという鍛冶(かじ)屋さんの家へ食事に招かれました。そこで出された「スーカラ・マッダヴァ」という食べ物を食べたのがブッダの最後の食事です。そしてそれが食中毒を引き起こし、ブッダは亡くなるのです。

この「スーカラ・マッダヴァ」なるものが、どんな食品であったのかは、実ははっきりしていません。「スーカラ」は豚で「マッダヴァ」は「柔らかい」という意味ですから、無理に訳せば「柔らか豚」となりますが、これが何を示しているのかについては諸説あります。そのうちの一つは豚肉説です。

Ref: http://textview.jp/post/culture/19706


・釈尊の死因については他にも末期大腸がん説(これは確か高名な医者の提唱した説)などがある。末期大腸がん説は、涅槃経(大乗の涅槃経ではなく、初期仏典の大般涅槃経の方)の記述内容(僧衣が血まみれ…など)と符合するので説得力を感じる。もっとも、大腸がんで弱っていたところに食中毒がトドメになった…という可能性も否定はできない。

・なお、ユダヤ教やイスラムで豚肉を食べることが禁止されていた理由については下のような説がある。


こうして考えてみると、豚は反芻動物に比べてベネフィットが少ない。豚は農耕に使えず(鋤が引けない)、その毛は繊維や布にむかず、乳用にも適さない。「豚は、肉以外ほとんど役立たない唯一の大型家畜である」*3

中東のような環境では豚を飼うことは難しい。どんなに食べたいと願ってもほとんど食べられなかったはずだ。そのような歴史的経緯から豚を慣れ親しまない食べ物として忌み嫌う伝統が作られ、それが宗教的タブーにも取り入れられたとハリスは考える。宗教的タブーは新たなタブーを創るのではなく、元から民族にあったタブーを取り入れているのだ。

Ref: http://peoplesstorm.hatenablog.com/entry/2017/06/14/210539


(2017-08-21)
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