Theodore Modis:Ray Kurzweil らの唱える singularity は起きない。なぜなら… (途中:その1)

はじめに


・Ray Kurzweil の提唱する singularity 説については過去記事で何度も取り上げてきた。

・Theodore Modis(物理学者)が Ray Kurzweil の説を明確な根拠にもとづいて完全否定しているので紹介する。

・さらに Theodore Modis は Ray Kurzweil の説を「一種の疑似科学だ」とも批判している。

What I want to say is that Kurzweil and the singularitarians are indulging in some sort of pseudo-science, which differs from real science in matters of meth- odology and rigor.


・Theodore Modis の論駁のキーポイントは

  ・Ray Kurzweil の singularity 説の根拠となった「科学技術の指数関数的な発展」

 は誤認であり現実には存在していない、現実に存在するのは S字曲線だ…というもの。それを幾つもの具体例を列挙して論証しており、非常に説得力がある。

・ちなみに S字曲線とは最初はごく僅かな成長の後に急激な成長が起き、その後 飽和する…というもの。

抜粋(デタラメ)






20170716_modis.jpg




出典


・Theodore Modis の下の論文。

  http://www.growth-dynamics.com/articles/Singularity.pdf


コメント


・上の論文から Moore の法則(トランジスタ数が指数関数的に増大するというアレ)をグラフ化したものを下に引用しておく。Intel の発表した数値がグラフのソースだという。

20170716_moore.jpg


・上のグラフは 2012年のデータまでしかない。そこで Wikipedia から最新のデータ(下)


20170716_modis_intel.jpg

Ref: https://en.wikipedia.org/wiki/Transistor_count


 を私が追加したグラフが下。赤と青の部分が私の追加部分。見事に Theodore Modis の主張どおり(指数関数ではなく) S字曲線の上に乗っている。

20170716_moore_ret.jpg

・Ray Kurzweil の singularity と Moore の法則 で思い出すのが下の過去記事、

  書評:『エクサスケールの衝撃』 (2015-06-19)

 の本の著者に関する芳しくない週刊誌の記事。

(2017-07-16)
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