Joyce Hatto:クラシック曲のピアノ演奏で大胆な捏造

はじめに


・UFO に捏造はつきものだが、クラシックのピアノ演奏でも唖然とするような捏造がなされていた…という話を紹介する。

・批評家がこぞって絶賛したピアニスト(Joyce Hatto)の演奏(CD 版)がどれも大胆な捏造(他人の演奏の録音データの大幅な編集)だった。

・事件の詳しい内容は下のリンク先の Wikipedia (英語版)を参照。(この件については Wikipedia 日本語版はまるで役に立たない)


20170624_pian.jpg

Joyce Hila Hatto[1] (5 September 1928 - 29 June 2006) was an English concert pianist and piano teacher. Married in 1956 to William Barrington-Coupe, a record producer convicted of fraud in 1966, Hatto became famous very late in life when unauthorised copies of commercial recordings made by other pianists were released under her name, earning her high praise from critics. The fraud did not come to light until a few months after her death.

Ref: https://en.wikipedia.org/wiki/Joyce_Hatto


抜粋(デタラメ)


・16:00 音響エンジニア兼プロデューサーで、かつ夫( William Barrington-Coupe:下)が捏造の首謀者。彼の言い訳は巧妙。

20170624_piano.jpg


・だが…。18:00 あたりからの質問に対する返事が苦しすぎる。

動画(23:38)


・The Great Piano Scam



コメント


・この事件が皮肉なのは…。他人の演奏データを音響エンジニア兼プロデューサーが切り貼りと編集技術によって、批評家がこぞって絶賛するレベルの「芸術」に仕上げることが可能なことが実証されてしまった。

・しかも、演奏データを盗まれたピアニスト本人ですら(オリジナルが自分の演奏である事に気づかず)、編集で捏造された演奏を賞賛していた(上の動画参照)。

・現代美術のように堕落とデタラメが蔓延している業界(日本で言えば東京オリンピックがらみの美大教授のデザイン盗用事件を見よw)ならこの手の捏造は何の不思議もないが、由緒あるクラシック ピアノ演奏の業界での捏造だったことに驚く。

・話はガラリと変わるが…。一番上の写真を見て思うのは、演奏者の容姿(見てくれ)と演奏レベルの評価の相関関係。特に女性が演奏者だった場合。演奏するのが美人かどうかで観客動員数が大きく違うし、同じ演奏技量でも違って聴こえる。

・皿も料理の質を左右する大きな要素だというから、演奏者の容姿も演奏レベルの「本質的な構成要素」だと見るべきでは? 見てくれや容姿抜きで純粋な演奏内容(音)だけが「音楽の本質」だというのであれば、演奏時の服装や身なりに拘らなくてもよいはず。T シャツとジーンズを身につけ、髪は金髪に染め、大胆な入れ墨を見せびらかしながら演奏してもよいのでは。イカれたパンク・ロックのようないでたちでも一向に構わないはず。

(捏造する前の)Joyce Hatto 自身の演奏(33:20)


・Joyce Hatto plays Rachmaninov Piano Concerto No.2.


(2017-06-24)
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