Michio Kaku : Trump が勝利した本質的な理由は「科学技術の発展の影響」だ

はじめに


・Michio Kaku が最近(2016-12-02)up した Podcast を紹介する。前半部分がタイトルの話題(後半部分は Thomas Edison の話題)。

・Michio Kaku の主張はざっと、こんな感じ。

  ・(コンピュータやインターネットの通信技術などの)科学技術の発展によって、経済のグローバル化が進んだ。
  ・それにより、工場労働者の仕事が大きく失われ、大勢の中産階級層が没落した。
  ・そのため没落した階層からの反発がイギリスの EU 離脱、Trump の勝利をもたらした。
  ・グローバル化を押しとどめることは不可能。今後、工場労働ではなく、より高度な仕事をする能力が必要となる。
  ・そのために教育制度の改革が必要だ。現在のアメリカの教育制度は 1950年代の工場労働の社会に対応したもの。現代社会には時代遅れとなっている。

Podcast(59:31)


・What lies behind the victory of Donald Trump? Rise of white anger?


おまけ


・20:00 イギリス首相の発言。石炭産業よりロック・ミュージック産業の方が儲かる。

・25:00 シリコンバレーの 40%は外国生まれ。彼の大学の物理の生徒はほぼ100%が外国生まれ。

・27:00 ロボット産業は車産業より大きくなる。車はロボットとなる。

コメント


・Michio Kaku の喋りを聴いていると、まるで自分の英語のリスニング能力が劇的に向上したかのよう思えてくる。もちろん、それは錯覚。

・Michio Kaku の発音が著名人にしては稀有といえるほど「明瞭で かつ ゆっくり」なために そいういう錯覚が生まれる。普通のアメリカ人どうしの対話などを Youtube に up された動画で聴くと本当のリスニング能力を思い知らされる。

・例えば James Rickards のニュース番組でのインタビュー発言などを聴くと本当のリスニング能力があからさまとなる。ニュース番組のインタビューでは、限られた時間枠の中で発言するため、どうしても早口になるし、別の参加者と意見が対立して議論になったりもする。「明瞭で かつ ゆっくり」な喋りなど期待できない。James Rickards の場合は他の作業をやめ、意識を集中させて聴いていないとすぐに聞き取れなくなる。

・もしかすると Michio Kaku は(アナウンサーなどを育成する)専門家による話し方のトレーニングを受けたのではなかろうか。

・なお、Michio Kaku のタイトルの主張は、その 3割程度は正しいと思う。逆にいえば 7割には疑問符がつく。Michio Kaku はかつて「グローバル化に反対する人間はテロリストだ」と主張したことがある(Youtube にその短い発言シーンの動画が up されている筈)ほどの、ゴリゴリのグローバリズム賛美者なので、彼がグローバリズムに僅かでも疑問や反対意見を持つことは期待できない。


追記


・その発言の動画を探してきた。それが下。3:18 からその発言シーンが始まる。
・この手の発言を聴くと 「IT/SF/理系の単純馬鹿は脳天気で幸せなヤツラだよなぁ…」といつも思ってしまう。

動画(7:57)


・Michio Kaku: "If you are against world government you are a terrorist"



(2016-12-08)
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