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回収した UFO から光ファイバー技術が生まれたというのは与太話

はじめに:

・1947年にロズウェルに墜落した UFO を米軍が回収し、リバース・エンジニアリングによって光ファイバーなどの新技術が開発された…このような与太話を少なからぬ UFO 研究家が信じている。

・その与太話の源はたぶん、Phillip Corso (陸軍中佐)の証言だろう。下に示す動画でのインタビューでの証言もあれば、彼の著書の中での言及もある。

・(1/2):


・(2/2): この動画の 2:00 から光ファイバーについて証言している。


・下の動画でも 2:17 から光ファイバーについて言及がある。




・この Phillip Corso の証言が与太話に過ぎないことを以下で説明する。

・Wikipedia の以下の記述を見ると、光ファイバーは実質的に1958年のイギリスで開発され、1965年にドイツで特許が申請されていた。アメリカが特許を得たのはやっと 1970年になってから。1947年に UFO を回収し光ファイバーなどをリバース・エンジニアリングしていたならば、この歴史はありえない。もちろん、アメリカがイギリスやドイツに貴重な技術情報を与え、先に特許を取得させる筈もない。

---
1930年、ドイツのハインリッヒ・ラム (Heinrich Lamm) が、ガラス繊維の束に光を導く実験を行った。これが、ガラスファイバーの束に光を通す初めての試みとなった。



1958年になるとガラスファイバーの芯を違う種類のガラスで巻くという、コアとクアッドによって構造される石英ガラスファイバーがイギリスのカパニー(Narinder Singh Kapany)によって考案される[6]。これにより、ケーブル内の屈折率の違いによって光を全反射で誘導するという光ファイバーの基礎が確立された。また、このとき初めて「光ファイバー」という言葉が使われた。

1961年、Elias Snitzerによって、シングルモード光ファイバーが提案された[7]。



1965年、世界初の光ファイバーによるデータ転送システムのデモンストレーションがドイツの物理学者マンフレッド・ベルナーによってテレフンケン研究所で行われ、このシステムの特許が1966年に申請された[12] [13]。



1970年、アメリカのコーニング社が通信用光ファイバーを実用化したと発表し、光ファイバの製造法とカオ論文に示された光ファイバの構造を始めとする基本特許(米国特許第三六五九九一五号)を得た。
--- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC



コメント:

・陸軍将校だった Phillip Corso がこういった与太話を吹聴した目的は二通り考えられる。

・一つはアカラサマな与太話を吹聴することで情報撹乱を狙っているという見方。これは UFO が実際に墜落したのだが、それを隠蔽するために故意に与太話を吹聴して、UFO が墜落したという話全体の信憑性を損なわせるのが目的だと見なす立場。

・もう一方の見方は、全く逆の立場。アメリカは異星人の UFO を回収し、高度な技術を手に入れたのだ…というアメリカのブラフをサポートするのが彼の目論見で、それが彼の国家に対する忠誠心の発露でもあるという見方。

・私は後者の立場。前者が目的ならもっと簡単で効果的なやり方がいくつもある。

・動画(2/2)の最後のシーンで、彼はタイムマシンの情報も持っていることを示唆するような発言をしているが、こうやってどんどんボロをだしている…w

(2013.10.23)
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