ヤコブ・ベーメ(Jakob Böhme)の悪の存在に関する神義論

・過去記事(2012.02.01)、
  メモ:キリスト教における「邪悪な存在」と神
 の中で、

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・聖アウグスティヌスが有名な言葉で、はっきり言っているごとく、邪悪の根本的な存在を認めることは必然に神の観念を二つの陥穽の中のいずれかに陥れる結果になる。すなわち邪悪がこの世の中に存在するのは、
 「神が邪悪を廃することを欲しないか、廃することができないか、どちらかである。もし彼がそれを欲しないのであれば、神は善ではない。もし彼がそれをなし得ないのであれば、神は全能ではない。」

出典:岸本英夫 『岸本英夫集 第二巻 神秘主義とヨーガ』 渓声社 248頁
---

 を紹介した。

・この問題についてキリスト教神秘主義者の Jakob Böhme (ヤコブ・ベーメ、ヤーコプ・ベーメ:カタカナではこのように表記の揺らぎが生じるのが欠点)の解釈を紹介する。

20130910_p357.jpg

出典:金子晴勇 『キリスト教霊性思想史』教文館、2012年、357頁
20130910_book.jpg



コメント:

・Jakob Böhme の神秘主義は興味深く思うが、上に引用したような彼の護教主義的な解釈は薄っぺらで説得力に欠ける。

・上の著者名から、Winny の開発で有名な故人の金子勇(今年の7月に 42歳の若さで死去)を思い出した。惜しい才能の人が亡くなったものだ、とつくづく残念に思う。合掌…

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%AD%90%E5%8B%87_%28%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%BC%29

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(2013.09.11)
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