臨死体験した脳神経外科医の長時間インタビュー

はじめに:

・過去記事、
  脳神経外科医の臨死体験のインタビュー(全体)

  脳神経外科の臨死体験(全体)
  
 で紹介した、死後の世界は実在すると主張する脳神経外科医 Eben Alexander III の長時間インタビュー動画(63分)を見つけたので紹介する。

・以下では上の 2つの過去記事で紹介済みの内容は省略している。

・また「精神世界的なおとぎ話」も全て省略しているのでそういった類を期待する人は動画を直接見ることを勧める。動画の英語の発音は聞き取りやすい。



要旨(デタラメ):

・私は救急車で病院に担ぎ込まれ、1週間を昏睡状態で過ごしていた。臨死体験に伴う各種の特異な体験は 1年以上にわたって続いたが、真に強烈な臨死体験は最初の 1週間の間の 2~3日間の間のものだった。

・私の専門である大脳生理学の知見からいうと、私が昏睡状態だった時の脳の病状は視覚、聴覚、言語理解などが到底機能しうるものではありえなかった。私の脳は端的に言って死んでいた。それなのに鮮やかな視覚、聴覚、言語理解を伴う体験をしていた。これは科学的に全くありえない状況だった。

・このことは、私の臨死体験がこの物理宇宙の内部でなされたものではない(つまり物理宇宙とは別の天国のような世界での体験である)ことを示唆している。

・私の脳に起きた病状はとても稀なもので 1000万人に1人というレベルのもの。しかも病状は数時間の間に急激に進行し、私が生き延びる可能性は 10%以下と見られた。

・その後、一週間の間、回復する様子は見られず、私が生き延びる可能性は 2%以下まで下がり、脳機能が回復する見込みは皆無となった。

・私が臨死体験の最中に経験した事柄はこの地上世界での体験よりもはるかにリアルなものだった。そしてそれは(夢や幻覚ではなく)現実に起きたことだ。

・昏睡状態だった時、最初に体験したのは無数の蝶が舞う楽園のような世界だった。そこは天国そのものではなく(なぜなら蝶のような地上世界の様相に囚われていたから)、天国への入り口の世界だった。






コメント:

・彼は臨死体験を妄想だと批判する者に対してエセ懐疑主義("psudo skepticism" : "psudo science" 疑似科学のもじり)という言葉で皮肉っている。健全な懐疑主義は必要だとも述べている。

・この地上世界に悪や不正が存在する理由も彼は説明しているが、その説明は従来の精神世界的解釈(つまり魂の浄化とか、魂の進化とかいう類のおとぎ話)と同じだった。

・彼の神に関する発言はニューエイジ思想のソレに沿ったもので、キリスト教から見ればまごうかたなき異端。というか、輪廻を認めている時点でアウト…w  それでもカトリックもプロテスタントも表立って彼を否定できないあたりが、今のキリスト教の神学的脆弱さをよく表している。

(2013.05.18)
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No title

本当に誠意あるご返信ありがとうございます。いろんなプログをみるのですが小馬鹿にした
プログか信じこんだものが多いので横着者さんの冷静な見方には本当に頭が下がり
ます。出来れば真面目な超心理学関係の記事も出来ればお願い致します。本当にありがとうございました。

超常現象

横着者さんは超常現象についてはどのようなスタンスなのでしょうか私は一部の現象の信憑性は高いと思っているのですがいつもながら本当に失礼な質問なのですが本当に申し訳ありません。

No title

失礼な質問だとは全く思いませんのでご安心を。

>超常現象についてはどのようなスタンスなのでしょうか
すこし試してみましたが、そのスタンスを 10行程度で適切かつ簡潔
に表現することは私には無理なようです。どう表現しても、はみ出す
部分があります。

傍でから「超常現象は実在する」とか「いや錯覚だ」とか気楽にあれ
これ言っていられるうちが無難(or 健全)だ、という面があります。

全てとはいいませんが、一部の超常現象(とそれを飯のタネにする
スピリチュアルとか精神世界の業界)は深入りすべきではない不気
味な深淵へとつながっているように感じます。

(2013.08.18)
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