コンドン・レポート:UFO による自動車のエンジンへの干渉(途中:その2)

はじめに:

・UFO による自動車のエンジンへの干渉(停止)について過去記事で何度か話題にした。

・ふと気になって Condon report(コンドンレポート)ではどのように扱われているのかチェックしてみた。

・Condon report の全文は以下。pdf は応答が遅いので HTML 版が便利。

  ・HTML : http://files.ncas.org/condon/text/contents.htm
  ・pdf :
http://www.avia-it.com/act/biblioteca/libri/PDF_Libri_By_Archive.org/AVIATION/Final%20report%20of%20the%20Scientific%20study%20of%20Unidentified%20Flying%20Objects%20-%20Condon%20E..pdf

・車のエンジンが停止する現象に関しては 4章の
 4. Automobile Engine Malfunction and Headlight Failure
 で議論されていた。

・いくつか興味深い点のみ以下で紹介すると…



要旨(デタラメ):

・UFO によってエンジンが停止したと言われる事例で、永続的な障害が発生したケースは存在しない。
---
The automobiles are invariably reported to operate normally after the UFO leaves the vicinity, and no permanent damage to the car's ignition or lighting system is indicated.
---

・(訳注:この文章を更に読み続けると
---
Residual radio and car instrument malfunctions also were claimed.
(ラジオなどに後遺症が残った)
---
 という矛盾した報告がなされていて、コンドンレポートの信憑性に疑問符が湧いてくる。確か発電機のコイルが焼け焦げたという事例を過去記事でも紹介ずみ)

・UFO による大気のイオン化でエンジン停止が起きた…という説は却下。却下の理由はイオン化によって生じる筈の生理的、物理的な効果が報告されていないため。
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One explanation advanced for such effects has been that UFOs somehow ionize the air to such an extent that normal internal combustion is prevented. This is considered unlikely because no concomitant physiological or physical effects that such ionization would cause are reported.
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・UFO による電気系統の短絡でエンジン停止が起きた…という説は却下。却下の理由は UFO が去った後にエンジンが正常にかかるから。
---
Mechanisms capable of short-circuiting automobile electrical systems do not take into account the claim that normal operation resumes after departure of the UFO.
---

・(訳注:Condon report でなされた、上のふたつの却下の判断は(それが意図的なものでないとしたら)先入観に基づくもので反例を無視しすぎている。詳しくはエンジン停止に関する過去記事を参照)


・あとは想定しうるエンジン停止の原因としては強力な磁界による影響となる。そこで磁界によるエンジン停止の各種実験を試みた。

……途中……
……途中……
……途中……


・UFO の直下に数分間、晒されたとされる車をフォードの研究者が調査した。調査内容はボンネットの磁界分布を詳しく計測し、同型車種の磁界分布と比較。

・その結果、(訳注:自動車用鋼板の製造時に残る磁界が云々…という細かい議論や測定結果の詳細検討はバッサリ省略して結論だけ言うと)強力な磁場(DC/AC 含めて)に晒された痕跡は発見されなかった。
---
Mr. David F. Moyer, manager of advanced manufacturing engineering, applied the magnetic mapping technique to an automobile that had allegedly been directly beneath an UFO for several minutes. During that time, the driver reportedly could not accelerate the automobile, which seemed to be moving under the control of the UFO. Residual radio and car instrument malfunctions also were claimed. The full study of this case, carried out at the expense of the Ford Motor Company, is reported as Case 12.

...snip...

The correspondence of magnetic signature of the affected car with that of a comparison car of the same make and model in a different geographical location was striking. The correspondence showed that the automobile in question had not been subjected to a magnetic field of high intensity.
---



コメント:

・このレポートのエンジン停止に関する箇所は、強磁界下でのエンジンの実験だけで結論を出す方向で最初から議論を組み立てていたのではないか…という疑念が残る。

・そもそも、この Condon report でいうような強力な静磁場(20k gauss:ちなみに医療現場で使う MRI の磁場は 10k gauss 程度)が原因なら、エンジン停止がどうこうという前に鉄製の車がまるごと UFO に吸い付いてしまうだろうが…w

履歴:

(2013.01.21) 作成
(2013.03.29) 作成
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