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Missing-411 の事例の一部を説明する「凡庸な解釈」

前置


・直前のふたつの記事の事例(*1)を読めば、次のような凡庸な解釈を誰もが思いつくはず。

・(a) たぶん、どちらの事例も独り歩き。山歩きによる疲労と単調な運動パターンで軽い催眠状態に陥った。そして独り歩きの不安感が謎の声や人影という催眠下の幻聴・幻影を生んだ。

・(b) 現地に自生していた幻覚性植物、地中からのガスなどの特殊な環境条件によって、自覚なしに意識レベルが低下し、幻覚を体験した。「ブルガリアの Bermuda triangle」と呼ばれる行方不明多発現象は、はこの現地の環境条件によるもの。

(*1)


  David Paulides : 森の中で非現実感→謎の人影が追いかけてきた → 森から出ると現実感覚が戻った。 - http://news21c.blog.fc2.com/blog-entry-15982.html (2020-05-19)


  David Paulides : 山道で「捕まえた」と言われ、森の中へ引き込まれそうになった。 - http://news21c.blog.fc2.com/blog-entry-15981.html (2020-05-19)



(b) 説が説明可能な Missing-411 の謎


・この (b) 説には以下のような長所がある。

なぜ警察犬が役に立たないのか?


・捜索に加わった警察犬が現場で探知能力を喪失し、動かずに座り込んでしまう…という奇妙な現象―― David Paulide によれば Missing-411 ではほぼ毎回体験する現象――の説明になる可能性がある。

なぜ行方不明者は超人的な行動能力を発揮できたのか?


・一種の催眠状態だったので恐怖感や疲労感を覚えなかった。

なぜ発見された行方不明者の証言が奇妙なのか?


・幸運にも生きて発見された Missing-411 の事例がいくつかある。奇妙なのは、彼らの行方不明中の記憶がひどく曖昧だったり、非現実的な内容だったりする。

・この記憶の混乱は、幻覚性植物、地中からのガスなどの特殊な環境条件によってもたらされた。

なぜ捜索チームが何度も捜索した場所で行方不明者が発見されるのか?


・捜索チームの各人も、現地の環境条件に支配され、軽い催眠状態で捜索を行った。なので現場に存在していた行方不明者を見逃した。


コメント


・以上の説明をひっくり返すようだが、私は (a) も (b) も Missing-411 の謎の解明にはならないと判断している。ごく一部の Missing-411 もどきの事例にはあるいは使えるかもしれないが、ほとんどの事例の説明にはならない筈。

・その理由は…

  ・私如き素人が思いつくようなことは専門家や David Paulide がとっくに検討し排除している筈。

  ・ヘリや航空機も捜索に参加している。

  ・植物が生えず、地下ガスもなさそうな岩だらけの高山地帯でも Missing-411 事例が多発している。

  ・上述の (a) や (b) では説明不能の事例――その詳細説明は面倒なので省略するが――が多すぎる。


・Missing-411 に限らず、そもそも凡庸な解釈が本格的な謎に対して まともに通用した試しがない。凡庸な解釈に固執するような鈍い連中だけが通用したと信じ込む。

(2020-05-19)
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