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Sadhguru : 社会的な不義・不正に対しても怒るべきではない。なぜなら…

はじめに


・先日の記事で、Sadhguru について


・40分程度しか Sadhguru の発言を聞いていないが、私には宗教的にも、精神的にも凡庸な人物だとしか思えない。彼の発言はどれもスカスカで手応えが何もない。

ref : Sadhguru(インドのヨガ行者)を BBC の記者が公開インタビュー (2019-05-06)


 と酷評したが、その後、逆に彼の発言があまりにスカスカ過ぎる事が妙に引っかかった。彼は「いかにも悟ったグルにふさわしい気の利いたフレーズ」を語ろうと思えば語れた筈なのに、あの動画の場面では語ろうとしなかったのではないか…という若干の疑念を覚えた。

・それで Sadhguru の別の動画(下)もチェックしてみた。下の動画で Sadhguru にインタビューしているのは Ben Doolittle 博士(Yele 大学の医学者で、牧師も務めている)。

・この動画の中からタイトルの件に絞る。

抜粋(デタラメ)


・30:55 Ben Doolittle 博士が質問。社会的な不義・不正に対する人々の怒りと抗議活動はユダヤ教、キリスト教の伝統だ。あなたは、社会的な不義・不正に対する人々の怒りと抗議活動をどうとらえるか?

・32:15 しばし沈黙を続けた後に…。Che Guevara(チェ・ゲバラ)の発言を引用して回答。

  ・"If you are in rage, you are one of us."(君が激怒していれば、君は我々の仲間だ) と Che Guevara は発言した。私なら、"If you are out of rage, you're one of us"(君が激怒から解放されていれば、君は我々の仲間だ)と言う。

  ・私には怒る正当が理由がある…こう思うのは間違った認識だ。怒りは、医学者である Ben Doolittle 博士もご承知のとおり、心身に毒を注ぐものだ。

・怒りは愚かなことだ。自分自身に対する害悪行為だ。

公開インタビュー動画(1:44:51)


・Dr. Ben Doolittle in Conversation with Sadhguru at Yale School of Medicine


コメント


・田川 建三が、この Sadhguru の主張を聞いたならば激怒する筈w

・だが、田川も Sadhguru も同じ反応をしている。つまり、両人とも人間の本来のあるべき姿、正しい生き方だと強く実感しているものに忠実。

・田川や Che Guevara は社会的な不義・不正に激怒することこそが、人間の本来あるべき姿勢、正しい生き方だと心の底から実感している筈。それに激怒しない人間は、洗脳されているか、イカれているか、ひどく愚かに違いない…そう見なす筈。

・対して Sadhguru はもう、怒りの感情が湧かなくなっている(or 怒りの感情が沸き起こりかけた直後にすぐ消失してしまう)のだろう。そしてここが重要だが、Sadhguru は怒りを感じることなく、怒りに駆られることなく、社会的な不義・不正を正す行動を起こせる。その具体的行動の一つが、彼の指揮する Project Greenhand という 2700万本の植林運動(1:18:20 )なのだろう。彼は怒りを駆動エネルギーにしないことができる(=怒りに駆られる能力を失っている=怒りに支配される心的特質を失っている)。

(2019-05-08)
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