FC2ブログ

田川 建三 : 『ヨハネ福音書』の文章はとても稚拙だが、この著者には同情する。

はじめに


・ヨハネ福音書のギリシャ語はとても拙いが、それはこの著者が母語ではない言葉で文章を書いたから、どうしても表現がたどたどしくなったのだ…という文脈で自身の体験を語っている。

引用



20190317_tagawa5_pp281.jpg



出典


20190303_book_tagawa_5.jpg

田川建三、『新約聖書 訳と註 第五巻 ヨハネ福音書』、作品社、2013-06-26、281頁

コメント


・謙遜もあるだろうし、彼が自身に求めるフランス語のレベルが高すぎるから引用箇所のような告白になったのだろう。

・そう言えば、語学の天才と言われた井筒俊彦は若い頃、「英語、ドイツ語、フランス語なんてのは易しすぎて外国語だという感じがしない」と豪語していたと言われているが、その彼も晩年の講演(が CD 化されていた)で「私が唯一、自由に扱える言葉である日本語で…」というような趣旨の謙遜した発言をしていた。

(2019-03-17)
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

横着者 (ご連絡はコメント欄にて)

Author:横着者 (ご連絡はコメント欄にて)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR