米中のエネルギー争奪戦争が本格化する

要旨(デタラメ):

・去年のリビア内戦では、リビアに来ていた 36,000人の中国人(技術者やビジネスマン)がリビアを去った。中国がリビアに投資した 200億ドル分におよぶインフラ資産も放棄せざるを得なかった。

・だが、中国はリビアを諦めず、再びリビアに戻ってきてる。今のリビア政府に交渉して国家の再建に協力することで石油資源争奪において、有利な立場を得ようとしている。

・今後、アメリカと中国の間で熾烈なエネルギー争奪戦争が行われるだろう。

・中国は世界中の石油資源に投資している。2005年からだけでも 45件の原油関連の取引を成立させている。そのうち、8件は 30億ドル以上の取引であり、25件は 5億ドル以上の取引だ。

・オバマ政権はカナダの原油をテキサス州の製油所に運ぶためのパイプライン敷設計画を葬った。これにより、カナダは原油を中国に輸出することになった。

・原油需要は今後も弱まることはない。中国の旺盛な需要の伸びが期待できるためだ。

・イランに対する経済制裁は効果を上げていない。中国がイランの原油を大量に購入し続けているためだ。中国が輸入する原油の第 3位がイランとなっている。


・これまで巨大な産出量を誇ってきた大油田は枯渇しつつある。(下の表)
20120831_table1.jpg



・2004年にはアメリカの、アフリカからの原油輸入量がサウジアラビアのそれを超えている。

・2009年にはアフリカ諸国の原油輸出先として中国がアメリカを凌いだ。

・今後は(中東諸国ではなく)アフリカがエネルギー争奪の中心地となる。戦争アメリカは中国を牽制する目的で、アフリカ諸国に軍事協力を働きかけている。

・アメリカには巨大な原油と天然ガスの埋蔵資源があり、この点では有利。

ソース: http://www.caseyresearch.com/cm/the-new-cold-war


コメント:

・ソース記事の著者の Marin Katusa は Doug Casey の主催する Casey Research のメンバー。年に 300日も現場調査のため、旅に出ているという。

(2012.08.31)

テーマ : 国際経済
ジャンル : 政治・経済

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