Michio Kaku:いずれ AI は自己意識(self-awareness)を持つだろう

はじめに


・つい先日(2018-02-14)、ドバイで開催された WTO 主催の "World Government Summit (WGS 2018)" で、Michio Kaku が講演した動画(一部)を紹介する。

該当箇所


・16:40 あたり。

講演動画(17:14)


・Michio Kaku’s speech on SpaceX’s Mars Mission and the future at all | World Government Summit 2018


コメント


・Yuval Harari の洞察(AI は感情も意思も持ちえないだろう)の方が Michio Kaku のタイトルの予想より遥かに深い、と私は思っている。

(2018-02-17)

Michio Kaku:人間の記憶が upload 可能になり、故人の擬似的な不死が実現される (途中:その1)

はじめに


・つい先日(2018-02-14)、ドバイで開催された WTO 主催の "World Government Summit (WGS 2018)" で、Michio Kaku が講演した動画(一部)を紹介する。

抜粋(デタラメ)


・14:15 いずれ、人間の記憶をコンピュータ・ネットワーク上に upload できるようになる。

・15:50 故人の全ての記憶をデジタル情報として保存できるようになる。そして、故人の記憶から再構築した疑似人格と、その子孫が対話することが可能になるだろう。

・つまり、ある意味で「故人の擬似的な不死(Digital immortality)」が実現できる。
https://en.wikipedia.org/wiki/Digital_immortality

講演動画(17:14)


・Michio Kaku’s speech on SpaceX’s Mars Mission and the future at all | World Government Summit 2018


おまけ


・13:20 ある種のサメは 400年の寿命。

コメント


・仮に、故人の記憶から疑似人格を再構築する技術が実用化されたとしても、広く応用されることはないだろう。なぜなら…。

・その故人がよほどの著名人でもない限り、「故人の記憶から再構築した疑似人格」との対話を望む需要はほぼ皆無。幼くして病死した子供との対話を望む親はいるかも知れないが、じきにその親も死んで需要は消える。

・むしろ、Michio Kaku が取り上げていた別の話題――記憶をコンピュータ・ネットワークに upload/download する技術――の可能性の方が遥かに興味深い。

・ここでふたつほど、「記憶の upload/download 技術」に関する私の予想を述べる。以下、この技術が本当に実用化された、と仮定した場合。

・一つ目。「他者が五感で体験した記憶を、我がものとして体験する」のが貧乏人向けの娯楽として大流行する筈。  

  ・つまり、ゴージャスな美女 or 美男とのとろけるようなセックスの快楽が、貧相な貧乏人でも無制限に味わえるようになる。こうなればもう、ビデオ・ゲーム中毒どころの話ではすまない。
  ・グルメ料理でも豪華な旅行でも、DMT 体験でも、他人の夢でも、臨死体験でも、死刑囚の死に際の体験でも、事故死の体験でも、他人を殺害する体験でも、拷問される体験でも なんでもござれ。
  ・女も男の性的快感(の一部)を体験できるし、その逆もできる。男も出産体験(の一部)を体験できる。
  ・狂人や精神異常者の意識を体験することがマニアの間で流行する。酷いトラウマを追体験することも流行る。
  ・誰もが神秘体験を修行も素質もなしにお手軽に追体験できる。禅の悟りだろうが、チャネリング最中の体験だろうが、シャーマンの体験だろうが、霊感のある呪い師の体験だろうが、チベット密教の最奥の神秘体験だろうが どれでもよりどりみどり。
  ・UFO/ET/abduction 体験を誰もが追体験できる。
  ・幽霊との遭遇を追体験できる(幽霊屋敷のリアル版)。
  ・現在は麻薬中毒死がアメリカで問題になっているが、この技術で大量の犠牲者(発狂、精神異常)が生まれる筈。

  ・さらに…。やがてダイジェスト体験が流行る筈。上記の「他者(A) の様々な体験」を B が追体験する…これが二次追体験。その B の二次追体験を他者(C )が追体験するのが三次追体験。多数の n 次追体験を寄せ集め、選り抜いて編集・濃縮して体験するのが、ダイジェスト体験。(いわば、2ちゃんねるのまとめサイト的な機能w)

・二つ目。記憶の upload/download 技術によって(五感の体験を共有することは可能になる可能性はあっても、)学習によって獲得した知的能力、技量などの高度に組織化され系統だった記憶(例:外国語の能力、数学や物理の知識、楽器の演奏など)の共有は無理だろう。なぜなら…







(2018-02-17)

Michio Kaku:いずれ悪性腫瘍(癌)という言葉は消え去るだろう

はじめに


・つい先日(2018-02-14)、ドバイで開催された WTO 主催の "World Government Summit (WGS 2018)" で、Michio Kaku が講演した動画(一部)を紹介する。

抜粋(デタラメ)


・11:40 医療に関する科学技術の進歩で、いずれ英語から腫瘍という言葉は消え去るだろう。

講演動画(17:14)


・Michio Kaku’s speech on SpaceX’s Mars Mission and the future at all | World Government Summit 2018


(2018-02-17)

Michio Kaku:今後、経済の情報化が進み、仲介業者が消え去るだろう。

はじめに


・昨日(2018-02-14)、ドバイで開催された WTO 主催の "World Government Summit (WGS 2018)" で、Michio Kaku が講演した動画(一部)を紹介する。

抜粋(デタラメ)


・7:55 今後、経済の情報化が進み、仲介業者が消え去る。それにより社会の利益となる。

講演動画(17:14)


・Michio Kaku’s speech on SpaceX’s Mars Mission and the future at all | World Government Summit 2018


動画に付属のメモ



American physicist Michio Kaku speaks on Elon Musk’s SpaceX mission to Mars and Lunar Base within World Government Summit 2018 on February 14. Michio Kaku considers Mars Mission as definitely possible. So there are no points to doubt on Elon Musk’s strategy to colonize Red Planet and make the space available for everyone. Michio Kaku also speaks on the future of medicine. He thinks that the next big invention will be in biophysics. Today people can grow human’s ear in the laboratory using their own cell, but in the near future we going to be able to create any organ we need to spread our lifetime. Michio Kaku is great scientist and you definitely need to listen to him!

This is the compact (extended highlights) version of Michio Kaku speech on Elon Musk’s Mars Mission and SpaceX’s Falcon Heavy historic launch. This is actually a recap of Michio Kaku’s speech at World Government Summit 2018 on February 14.


(2018-02-16)

Yuval Harari:AI が意識や感情を持つことはありえそうにない (+追加2)

Update


・(2018-02-15 追加)関連の動画と記述を追加。

・(2018-02-14 追加)コメントを追加。

抜粋(デタラメ)


・13:24 から。

・AI が意識や感情をもつだろうか?…と質問されて。

・不可能とは言えないが、ありそうにない。

動画(29:49)


・《???答》第3期:何????《人??史》作者尤瓦?・赫拉利 Feng's talk, with Yuval Noah Harari


おまけ


・Harari は近い将来、AI は人間を凌ぐ知性を持つようになる…と述べている。なお、彼は知性を「問題を解決する能力」と定義している。

(2018-02-13)




(以下、2018-02-14 追加分)


コメント


・Harari の主張通りならば、(彼の知性の定義に従って)

  ・「AI が人間を凌ぐ知性を獲得すれば、人類の抱える問題は(人間ではなく)AI が全て解決するようになる」

 が論理的必然のように思える筈。実際、著名な AI 研究者の Demis Hassabis(DeepMind 社の CEO で AlphaGo の開発者)は、人類の全ての難題を解決させるために AI を開発してるのだ…と語っている。つまり人類の知性を凌ぐ AI を開発しさえすればあとはその AI が難題を解決してくれる、と。


・だが、それはたぶん間違いだろう。なぜ間違いなのか? それを以下で簡単に説明する。

・人間が抱える主要な問題、本質的な問題の大半は人間の感情や意識が深く関係している。人間の意識や感情にほとんど関わりのない主要な問題、本質的な問題はあったとしてもその比率はかなり低い筈だし、その多くは難問にはなりえない。

・さて、Harari の主張通りなら AI は今後も感情や意識を持ちえない。

・だとすると…。感情や意識を持たない AI は人間の感情や意識を適切に扱えない筈。言い換えれば、感情や意識を持たない知性は、本質的な意味で感情や意識を理解することはできない筈。なぜなら本質的な理解には、感情や意識の(外側からではなく)内側からの把握が必要になるから。

・そして問題に関する本質的な理解を抜きにして、その問題の解決は望めない。

・具体的な話題で喩えると…。恋心を全く持たず、恋心を経験しえない AI に、人間の恋愛問題について「本気で真剣な相談」はできない筈。恋愛に関する膨大な事例データを備えた AI は恋愛問題に統計データに基づいたアドバイスは可能だろうが、それを超えるレベルの問題解決は期待できない。

・つまり、<あなたの>恋愛問題は「膨大な恋愛事例データベースの知的な統計処理」では解決が期待できない。

・なので…。本質的な意味で感情や意識を(その内側から)理解できない AI の知性が、外側からのデータ処理だけで、感情や意識にまつわる問題を把握し、解決することは期待できない。

  ・この意味で Harari のもう一つの独創的な主張である「データ主義」は根本的な欠陥を抱えている。(たぶん Harari はその欠陥を自覚した上で、あえて欠陥には言及せずに戦略としてデータ主義を提唱しているのだろう)

・ゆえに…。AI が人間を凌ぐ知性を持つようになっても、人類の抱える難問の大半は解決できない。


予想される反論


・ここで反論が予想できる。「実感」も「内側からの理解」も虚構や錯覚に過ぎない…と言った類の反論が必ずなされる。

・その手の反論には以下のように応じることができる。

  ・君に最愛の恋人(or 我が子)がいるとする。その恋人に対する意識や感情の「実感」や「内側からの理解」を全て剥奪し、君が<哲学的ゾンビ>にされても本当に構わないと言えるのか?

  ・「実感」や「内側からの理解」など錯覚に過ぎない…のであれば<哲学的ゾンビ>を平然と受け入れられる筈。だが、君の「実感」は<哲学的ゾンビ>を断固として拒絶するに違いない。

  ・君は自分の実感を虚構にすぎないと考え、哲学的戯論を真理だと思い込んでいる。つまり倒錯している。

(2018-02-14)






(以下、2018-02-15 追加分)

おまけ 2


・前述の部分で

  ・この意味で Harari のもう一つの独創的な主張である「データ主義」は根本的な欠陥を抱えている。(たぶん Harari はその欠陥を自覚した上で、あえて欠陥には言及せずに戦略としてデータ主義を提唱しているのだろう)

 と述べたが、Harari がその欠陥を自覚している根拠を追加しておく。下のインタビューの中の発言がそれ。

・ちなみに、Harari の「データ主義」とは過去記事の

  ・人間性至上主義 → データ至上主義 の移行

ref: Yuval Harari の根幹的洞察 "Organisms are algorithms"(生命体とは計算処理だ)は矛盾している (途中:その2) (2018-01-27)

 の事。

Harari がその欠陥を自覚している証拠


・19:45 から。

・「人類が身体と脳を upgrade することで、心や意識を失ってしまう」という大きな懸念を私(Harari)は持っている。

インタビュー動画(21:01)


・The Future of Humankind


(2018-02-15)


履歴


(2018-02-13) 作成
(2018-02-14) 追加
(2018-02-15) 追加
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