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田川 建三 : 「1デナリは労働者の一日分の賃金」…という解説は間違っている。

はじめに


・「1デナリは労働者の一日分の賃金」という解説は何度も目にしてきたが、田川がそのような解説を批判している。

引用


20181014_tagawa_pp760.jpg


出典



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ref: 田川建三、『新約聖書 訳と註 1 マルコ福音書/マタイ福音書』、作品社、2008年、760頁


(2018-10-14)

田川 建三 : 古代のグノーシス主義者がとらえた「最高の宗教的境地」

はじめに


・「もはやあらゆる動きを寂滅して、ただただ静かな休みがある」…という「最高の宗教的境地」に関する田川の解説が興味深いので、記録しておく。

引用



20181009_pp258.jpg





出典


20181008_book.jpg


ref: 田川建三、『新約聖書 訳と註〈3〉パウロ書簡(その1) 』、作品社、2007年、258頁

(2018-10-09)

ローマ教皇の本音:カトリック内部の児童性虐待は「実在する悪魔」の仕業であり、虐待した聖職者はその操り人形に過ぎなかった。

はじめに


・…というタイトルは若干、意訳ぎみだが、間違いではあるまいw

一部引用



Pope Francis - who stands accused of covering up widespread sexual abuse within the Catholic Church, says that the devil is trying to divide and attack the organization. So apparently all of the child rape isn't the priests' fault, since the devil apparently made them do it.

"(The Church must be) saved from the attacks of the malign one, the great accuser and at the same time be made ever more aware of its guilt, its mistakes, and abuses committed in the present and the past," said Francis in a September 29 message.

Francis, who has made clear that he believes the devil to be real, suggested that Catholics worldwide pray every day in the month of October to stave off the Devil and his pedophile-encouraging ways.

"We should not think of the devil as a myth, a representation, a symbol, a figure of speech or an idea. This mistake would lead us to let down our guard, to grow careless and end up more vulnerable."

"I renew the invitation to everyone to pray the Rosary every day of the month of October ending it with the antiphon 'Under Your protection' and the prayer to St. Michael the Archangel, to repel the attacks of the devil who wants to divide the Church," said Francis, who described the devil as "the great accuser."


ref: https://www.zerohedge.com/news/2018-10-08/pope-francis-divisive-devil-responsible-catholic-pedophile-epidemic


(2018-10-09)

高位聖職の内部告発:Francis 教皇は教会内部の児童性虐待を隠蔽し続けていた。辞任せよ。

はじめに


・一つ前の記事に関連して取り上げておく。

・一月ほど前に NYT が取り上げたもの。

一部引用



In an extraordinary 11-page written testament, one which the NYT's Ross Douthat called a "truly historic bombshell", a former papal nunco, or Vatican ambassador, to the US, it does what many have called for, and offers testimony concerning "who in the hierarchy knew what, and when," about the crimes of Cardinal McCarrick. The testimony implicates a host of high-ranking churchmen. And the pope.

Vigano said that he told Pope Francis in 2013 about allegations of sexual abuse against a prominent priest ? and that Francis took no action. Now, the former official, Archbishop Carlo Maria Vigano, 77, is calling for Francis to step down.

ref: https://www.zerohedge.com/news/2018-08-26/historic-bombshell-vatican-official-accuses-pope-francis-covering-sexual-abuse


(2018-10-09)

マルコ福音書 : 田川建三の岩波訳批判と、岩波訳者の意図(全体)

Update


・(2018-09-27) 追加。

はじめに


・田川建三は『新約聖書 訳と註』(シリーズ)の中で岩波訳をボロクソに批判している。岩波訳に対する批判はおびただしい箇所に及ぶ。

・この田川建三の岩波訳批判(2008年)に関連して、岩波訳者が翻訳の意図を語った文章(たぶん 2004年)が目についたので記録しておく。

岩波訳者の主張



訳者の独り言 佐藤 研
 今回の共観福音書の翻訳で最も苦労したのは,一つにはどこまで原文への忠実さを貫き得るか,という点.従って,直訳調の訳文は意図的である.無骨さ,素朴な反復などが,逆にテキストの新鮮な側面を掘り出してくれれば,この方針も報われよう.
 次に,福音書間の訳語調整の問題.マタイとルカが,マルコ福音書を現実に彼らの机上に置いて,それに修正を加えつつ書き写したことは,現在では定説である.従って,それらの相互関係をできる限り正確に訳出することに努めた.だがこれは,当然ながら日本語の性格上,完璧を期し得るものではない.同時に,この作業の貫徹を妨げる別の理由があった.それは,各福音書記者の言語的風貌に由来する.
 一つ,個別例を挙げよう.Splanchnizomaiという語は,普通「同情する」と訳されるが,この語のエネルギーはおそらくもっと甚だしいものがあると思われるので,これをルカにおいては「断腸の想いがする」と訳した.しかし,マルコにおいてはそうした漢語調はいかにもなじまず,「腸がちぎれる想いがする」と若干変更せざるを得なかった.描かれた世界の深さとは別に,純粋に言語的に見て,教養人ルカのギリシア語の卓越さは,残念ながら粗野なマルコ的文章の及ぶところではないからである.もっとも,これらの配慮全体が,訳者にとっては神経的に「腸のちぎれる想い」でなかったとは言えない.それを補って余りあったのは,訳している時にこちら側に浸透してくる,過剰なほどの原文のリアリティであった.

ref: https://www.iwanami.co.jp/book/b264671.html


「腸がちぎれる想い」という岩波訳に対する田川の批判



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20180927_tagawa_pp168.jpg


ref: 田川建三、『新約聖書 訳と註 1 マルコ福音書/マタイ福音書』、作品社、2008年、167頁、168頁

20180916_book.jpg



コメント


・田川建三の岩波訳批判は辛辣だが、核心部分は外れていないと素人目にも思える。だとすれば田川のこの批判は岩波訳者への老婆心切にもなっている。

履歴


(2018-09-26) 作成
(2018-09-27) 追加
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