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Dave Talbott, Everett Cochrane の仮説

前置


・過去記事で簡単に紹介した件が、詳細なドキュメンタリー動画になっているのを見つけた。

かなり包括的な解説。

動画(1:03:51)


・Thunderbolts of the Gods | Official Movie
・1,989,600 views,Dec 24, 2012


おまけ


・40:00 太陽の核融合によるエネルギー発生モデルは支配的ではない。

コメント


・壮大な仮説だし、一部の仮説(*1)は強い説得力があるが、大半の主張には疑問も残る。たとえば「太陽の核融合によるエネルギー発生モデルは支配的ではない。」という主張には賛成しかねる。


(*1)


・下の過去記事で取り上げた。

  世界各地で古代人が壁画などに残した謎の人物画の正体が解明された (途中:その1) (2019-03-17)
  


(2020-05-14)

月面や火星表面の奇妙な軌跡は巨大な放電によるものだ…という説 (途中:その1)

前置






切り出し静止画


・7:00 あたり。月面のクレータ群、奇妙な軌跡の正体は…

・月面の奇妙な軌跡は溶岩流ではありえない。なぜなら…(略)
pic


動画(24:57)


・Top 10 Reasons the Universe is Electric #8: Electrical Planetary Scarring | Space News
・51,723 views,Jun 1, 2018


コメント


・この仮説は昔から月面で観測されてきた謎の光(下の過去記事)と関係があるのかも。





・同様にして、火星表面の奇妙なチューブ、トンネル状地形(下の過去記事)とも関係する?




(2020-05-13)

翼による揚力発生の原理をベルヌーイの定理に求めるのは正しいのか? (途中:その2)

更新


(2020-05-10) 追加

前置


・直前の記事では Wikipedia (日本語版)の

  ref: ベルヌーイの定理 - Wikipedia - https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86

 の直感的説明に感心した。


・だが、同じ Wikipedia (日本語版)の記事の中に

ベルヌーイの定理による揚力の発生を「補強こそすれ、否定的な意見とはならない」

 という「詭弁的言い逃れ」と私には思える記述(下)がある。


同着の原理にまつわる誤解


揚力についての一般向けの解説には、

「同着の原理」のため翼の上の流れが下の流れより速くなり、ベルヌーイの定理により翼の上の圧力が下の圧力より小さくなり、よって上向きの揚力が発生する

と説明しているものがある[7]。

「同着の原理」とは、「翼の前縁で上下に別れた流体は翼の後縁に同着する。」という原理である。この原理により、翼の上の経路長が下の経路長より長い場合、「翼の上を流れる速さが下の速さより大きくなる」という翼の周りの流体の速度分布が「導かれる」。しかし、実際には、上面の流れの方が後縁により早く到着し、同着の原理は成り立たない[8]。

現在、「同着の原理」が間違いであることは広く知られるようになった。しかし、「ベルヌーイの定理を揚力の説明に使うのは誤りで、流線曲率の定理やニュートンの運動方程式を使うべきだ」という誤解も見られるようになった。

一般向けの説明で誤っているのは「同着の原理」のみであり、「同着の原理」はベルヌーイの定理とは無関係である。むしろ、同着原理の不成立に導いた、上面の流れの方が後端により早く到着するという実験事実は、ベルヌーイの定理による揚力の発生を「補強こそすれ、否定的な意見とはならない」[9]。 また、ベルヌーイの定理が間違いで流線曲率の定理やニュートンの運動方程式が正しいというのは矛盾を含む。翼の周りの流体の速度分布が正しくわかれば、ベルヌーイの定理でも、流線曲率定理でも、運動量変化と力積(あるい反作用)の関係でも、正しく適用する限り、同じ結果が得られる。なぜなら、これらはいずれもニュートン力学に起源を持つ理論だからである[10][11]。



20200507_wiki.jpg
(切り出し画像)

ref: ベルヌーイの定理 - Wikipedia - https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86


・この「詭弁的言い逃れ」と思しき記述のソースとなる Wikipedia のリンクは切れているが、下の Web 記事がそれのようだ。


20200507_haya.jpg
(切り出し画像)

ref: 早川尚男 www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~hisao.hayakawa/lec/air-plane.html - http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~hisao.hayakawa/lec/air-plane.html


これは「詭弁的言い逃れ」ではないのか?


・京都大学の学者先生の説明に疑念を挟むのは心苦しいが、これは「詭弁的言い逃れ」ではないのかという疑念が私の頭の中から払拭できない。なぜなら、どうみても下の赤線部分と青線部分の主張が互いに矛盾している(ように見える)。

20200507_haya3.jpg

・そもそもベルヌーイの定理は

渦なしの流れという条件で成り立つ法則

ref: ベルヌーイの定理 - Wikipedia - https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86

 であるのに、早川は

この渦による車輪を力学的な存在と考えれば転がる事で力を翼に及ぼす。

 と説明している。つまり、渦――そこではベルヌーイの定理が成立しない――が揚力を生じさせると。

・なのに、

しかしその事は上の説明を補強こそすれ、否定的な意見と はならない。従って、ベルヌーイの定理に基づく説明が全く間違っている事にはならない。

 という詭弁的言い逃れをしている。なぜ、早川は「ベルヌーイの定理に基づく説明が正しい」とは言わずに「ベルヌーイの定理に基づく説明が全く間違っている事にはならない」というもって回った表現をしたのだろうか? 失礼ながら、それが詭弁であることを薄々、自覚しているからではないのか?








そもそも、それ以前に…


・ベルヌーイの定理が翼の揚力の説明になるのであれば、翼の上下の膨らみの形状をひっくり返せば、飛行機は飛べなくなるはず。

・だが、実際に上下の膨らみの形状をひっくり返した翼をもつ飛行機は実在する(例:スーパー・クリティカル翼型)。

・それに全く膨らみの無い平面の翼でも飛行する(例:紙飛行機)。迎え角さえつけておけば、平面翼でもエンジンの付いた模型飛行機なら長時間の飛行が可能だろう。

・さらに曲芸飛行でよくある背面飛行も不可能となる(これはフラップ云々で言い逃れの余地がある?)筈。







(2020-05-07)




(以下、2020-05-10 追加分)

前置


・以下の記事をコメント欄で教えていただいたので、それを反映して上述の過去記事の内容を整理した。


個人的にはこちらが参考動画とリンクもあり分かりやすいと思います。
翼の揚力を巡る誤概念と都市伝説
http://jein.jp/npo-introduction/jifs/scientific-topics/887-topic49.html

ref: なぜ流体の速度が大きいと圧力が小さくなるのか? その直感的説明。 - http://news21c.blog.fc2.com/blog-entry-15911.html#comment376


要するに…



・ざっと整理すると


・(1) 翼による揚力発生の理論はクッタ・ジューコフスキーの定理である。

・(2) クッタ・ジューコフスキーの定理は「揚力発生の大元となる循環」を説明できるが、ベルヌーイの定理はそれを説明できない。

・(3) 「揚力発生の大元となる循環」によって上下面の速度差が生じる。

・(4) 「循環を前提とした後」ならば、上下面の速度差からベルヌーイの定理を使って圧力発生が説明できる。


・したがって、翼による揚力発生の原理をベルヌーイの定理に求めるのは、脇役を主人公だと言い張るような無理や不自然さがある。その無理や不自然さを私は「詭弁的言い逃れ」と表現した(が、若干、非難の度合いが強すぎたかもしれない)。


(1) の根拠




20200510_wng_1_add.jpg

(切り出し静止画)

ref: 飛行機はなぜ飛ぶかのかまだ分からない?? - NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん - http://jein.jp/npo-introduction/jifs/scientific-topics/887-topic49.html



(2)-(4) の根拠




20200510_wng_2_add.jpg

(切り出し静止画)



・(3) の詳細
20200510_wng_3_add.jpg

(切り出し静止画)


ref: 飛行機はなぜ飛ぶかのかまだ分からない?? - NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん - http://jein.jp/npo-introduction/jifs/scientific-topics/887-topic49.html


(2020-05-10)


履歴


(2020-05-07) 作成
(2020-05-10) 追加

なぜ流体の速度が大きいと圧力が小さくなるのか? その直感的説明。

前置


・なぜ飛行機は飛べるのか?…という疑問に直接関連した話。翼の上面の気流の速度が…という説明が必ず登場するが、なぜ流体の速度が大きいと圧力が小さくなるのか? この直感的な説明はまず見かけない。

・たとえば下のような図をよく見かけるが、Bernoulli の定理などの数式を使わずに、流体の速度が大きいと圧力が小さくなる理由の「直感的な説明」ができるだろうか?


20200507_static-and-dynamic.png

ref: 静圧と動圧 ー 流体の圧力と運動エネルギーの等価交換 | 鳩ぽっぽ - https://pigeon-poppo.com/static-and-dynamic-pressure/



・その説明を見かけたので引用しておく。

直感的解釈



ベルヌーイの定理は非粘性流体の支配方程式であるオイラー方程式から直接導出できるが、 ベルヌーイの定理(I)の物理的解釈は流体粒子に対する力と加速度の関係(ニュートンの運動の第2法則)で以下のように解釈が可能である。

流体粒子が圧力の高い領域から低い領域へと水平に流れていくとき、流体粒子が後方から受ける圧力は前方から受ける圧力より大きい。よって流体粒子全体には流線に沿って前方へと加速する力が働く。つまり、粒子の速さは移動につれて大きくなる[3]。
よって流線上で、相対的に圧力が低い所では相対的に運動エネルギーが大きく、相対的に圧力が高い所では相対的に運動エネルギーが小さい。これは粒子の位置エネルギーと運動エネルギーの関係に相当する。

ref: ベルヌーイの定理 - Wikipedia - https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86


コメント


・以前、私もこの直感的な説明を試みたことがあるがうまく出来なかった。なので上の説明には感心した。

(2020-05-07)

翼による揚力発生の原理をベルヌーイの定理に求めるのは正しいのか? (途中:その1)

前置


・直前の記事では Wikipedia (日本語版)の

  ref: ベルヌーイの定理 - Wikipedia - https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86

 の直感的説明に感心した。


・だが、同じ Wikipedia (日本語版)の記事の中に

ベルヌーイの定理による揚力の発生を「補強こそすれ、否定的な意見とはならない」

 という「詭弁的言い逃れ」と私には思える記述(下)がある。


同着の原理にまつわる誤解


揚力についての一般向けの解説には、

「同着の原理」のため翼の上の流れが下の流れより速くなり、ベルヌーイの定理により翼の上の圧力が下の圧力より小さくなり、よって上向きの揚力が発生する

と説明しているものがある[7]。

「同着の原理」とは、「翼の前縁で上下に別れた流体は翼の後縁に同着する。」という原理である。この原理により、翼の上の経路長が下の経路長より長い場合、「翼の上を流れる速さが下の速さより大きくなる」という翼の周りの流体の速度分布が「導かれる」。しかし、実際には、上面の流れの方が後縁により早く到着し、同着の原理は成り立たない[8]。

現在、「同着の原理」が間違いであることは広く知られるようになった。しかし、「ベルヌーイの定理を揚力の説明に使うのは誤りで、流線曲率の定理やニュートンの運動方程式を使うべきだ」という誤解も見られるようになった。

一般向けの説明で誤っているのは「同着の原理」のみであり、「同着の原理」はベルヌーイの定理とは無関係である。むしろ、同着原理の不成立に導いた、上面の流れの方が後端により早く到着するという実験事実は、ベルヌーイの定理による揚力の発生を「補強こそすれ、否定的な意見とはならない」[9]。 また、ベルヌーイの定理が間違いで流線曲率の定理やニュートンの運動方程式が正しいというのは矛盾を含む。翼の周りの流体の速度分布が正しくわかれば、ベルヌーイの定理でも、流線曲率定理でも、運動量変化と力積(あるい反作用)の関係でも、正しく適用する限り、同じ結果が得られる。なぜなら、これらはいずれもニュートン力学に起源を持つ理論だからである[10][11]。



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(切り出し画像)

ref: ベルヌーイの定理 - Wikipedia - https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86


・この「詭弁的言い逃れ」と思しき記述のソースとなる Wikipedia のリンクは切れているが、下の Web 記事がそれのようだ。


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(切り出し画像)

ref: 早川尚男 www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~hisao.hayakawa/lec/air-plane.html - http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~hisao.hayakawa/lec/air-plane.html


これは「詭弁的言い逃れ」ではないのか?


・京都大学の学者先生の説明に疑念を挟むのは心苦しいが、これは「詭弁的言い逃れ」ではないのかという疑念が私の頭の中から払拭できない。なぜなら、どうみても下の赤線部分と青線部分の主張が互いに矛盾している(ように見える)。

20200507_haya3.jpg

・そもそもベルヌーイの定理は

渦なしの流れという条件で成り立つ法則

ref: ベルヌーイの定理 - Wikipedia - https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86

 であるのに、早川は

この渦による車輪を力学的な存在と考えれば転がる事で力を翼に及ぼす。

 と説明している。つまり、渦――そこではベルヌーイの定理が成立しない――が揚力を生じさせると。

・なのに、

しかしその事は上の説明を補強こそすれ、否定的な意見と はならない。従って、ベルヌーイの定理に基づく説明が全く間違っている事にはならない。

 という詭弁的言い逃れをしている。なぜ、早川は「ベルヌーイの定理に基づく説明が正しい」とは言わずに「ベルヌーイの定理に基づく説明が全く間違っている事にはならない」というもって回った表現をしたのだろうか? 失礼ながら、それが詭弁であることを薄々、自覚しているからではないのか?








そもそも、それ以前に…


・ベルヌーイの定理が翼の揚力の説明になるのであれば、翼の上下の膨らみの形状をひっくり返せば、飛行機は飛べなくなるはず。

・だが、実際に上下の膨らみの形状をひっくり返した翼をもつ飛行機は実在する(例:スーパー・クリティカル翼型)。

・それに全く膨らみの無い平面の翼でも飛行する(例:紙飛行機)。迎え角さえつけておけば、平面翼でもエンジンの付いた模型飛行機なら長時間の飛行が可能だろう。

・さらに曲芸飛行でよくある背面飛行も不可能となる(これはフラップ云々で言い逃れの余地がある?)筈。







(2020-05-07)
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